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100th ANNIVERSARY NEWS

高校野球も100周年!

高校球児の汗はなぜ魅力的なのか?

 怪物1年生と称される清宮幸太郎選手の台頭により、例年にも増して盛り上がりを見せた今年の甲子園。夏の風物詩とも言える高校野球の祭典も今年で100年を数えた。

 一般的に“夏の甲子園”と呼ばれる本大会の正式名称は『全国高等学校野球選手権大会』。1915年に開催された記念すべき第1回大会は『全国中等学校優勝野球大会』という名称で呼ばれていた。当時はまだ中等学校が5年制だったからだ。第1回、第2回大会は大阪府豊中市にあった豊中グラウンドで開催。第3回大会から第9回大会は鳴尾球場(現・浜甲子園団地)で行なわれた。高校球児の聖地として名高い甲子園球場が使用されるようになったのは1923年の第10回大会からだ。ちなみに今年の大会が“第97回”だったのは、太平洋戦争で、開催が中断されていたため。

 毎年、甲子園の季節になると老若男女を問わず、その熱闘に夢中になる人が増える。プロ野球人気が下落傾向にあるにもかかわらず、その注目度は依然として高い。大会期間中は各キー局が特別番組を毎日放送し、関連ニュースはイヤでも耳に入ってくる。どうして日本人はこれほど甲子園が好きなのだろうか。

 まず考えられるのが地域性。各県を代表する高校が競い合うため、あまり野球に関心がなくても地元高校の結果が気になってしまう人は多いはず。それが出身高校であればなおさらだ。伝統ある高校なら卒業生は全国各地にいるため、注目度が高くなるのも当然だろう。ちなみに今年の甲子園決勝の視聴率は、昼間の時間帯にかかわらず20%を超えた(関東地区平均)。

 また、ひたむきに全力で汗を流す高校球児の姿に心を打たれるとい

う人も多いだろう。日本の高校進学率は97%で、ほとんどの高校に野球部はある。毎年15万人ほどが野球部で汗を流し、2014年には調査開始以来史上最多の17万312人を記録。高校卒業者は毎年100万人程度だから、野球部出身者が占める割合は非常に大きい。高校野球こそ青春そのものという人が全国のあちこちにいるのだ。もちろん野球経験がない人にとっても、高校球児や応援団の「夢」を追いかける純粋な想いは、青春時代を美しく懐古させる。

 そんな青春の熱い戦いが100年もの伝統を重ねているのだから、夏の甲子園は国民的行事と言っても過言ではないだろう。

※この記事はウゴパン創立100周年記念特別号2015(2015年10月29日発行)に掲載されたものです。

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