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100th ANNIVERSARY NEWS

「コカ・コーラ」ボトル生誕100周年!

なぜコカ・コーラは愛され続けるのか?

 コカ・コーラと言えば、あのくびれたボトルを思い浮かべる人も少なくないだろう。コカ・コーラの独特な形は『コンツアー(=輪郭の意味)ボトル』と呼ばれ、1915年に開発された。同年に意匠登録を取得し、誰にもマネできない正真正銘のオリジナルとして、今年100周年を迎える。

 129年の歴史を持つコカ・コーラは当初ソーダファウンテンでグラス売りされていた。ボトルで販売されはじめたのは1890年後半と言われている。その頃は円筒状の『ハチンソンボトル』で販売され、1900年代に入ると、今でいうビール瓶のような『ストレートサイドボトル』という形が登場。しかし、アメリカ各地の工場で統一されたボトルが使われていなかったため、コピー商品が多く流通してしまう。そこで、まったく新しいデザインのボトルが必要になった。

 こうして生まれたのが『コンツアーボトル』だ。都市伝説では“女性のカラダをモチーフにした”と言われることもあるが、実はもとになったのはカカオ豆。デザインを任されたアール・R・ディーンが、百科事典に載っていたカカオ豆の挿絵をヒントにしたという。なぜカカオ豆だったかというと、実はちょっとした勘違い。色が黒いため、「カカオが入っているに違いない」と思ったのだ。しかし、そんな勘違いから生まれた『コンツアーボトル』のコカ・コーラは、アメリカを発信源としてまたたく間に世界中で愛されるようになった。コーラと名のつくドリンクは数あれど、どれもコカ・コーラの牙城を崩すまでに至っていない。

 なぜコカ・コーラはこれほどまでに愛されているのだろうか。その理由の一つに独自の流通システムが挙げられる。実はコカ・コーラの原液は、いっさいのレシピが公表されていない。製造された原液は『ボトラー』と呼ばれる製造販売会社へと輸送され、そこで炭酸水で薄められたものがコカ・コーラとして流通・販売される。これは、世界中どこで飲んでも同じ味が楽しめるようにと構築された仕組みで“コカ・コーラシステム”とも呼ばれている。そのエリアの水によって多少の味の差はあるものの、原液が変わらないため、どこの国でも味が大きく変わることはない。いつどこで飲んでも変わらないデザインと味。その安心感こそコカ・コーラが130年近くも愛される秘訣なのだろう。

※この記事はウゴパン創立100周年記念特別号2015(2015年10月29日発行)に掲載されたものです。

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