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国士舘大学在籍&卒業のちょっとスゴイ人にクローズアップ!その活躍と内に秘める素顔を紹介する人気連載をWEBで公開!

飯田健太郎,柔道,100キロ級,高校三冠,アスリート,怪物

 中学に入って柔道一本に絞った飯田選手は、いきなり壁に打ち当たる。小学生のころは全国大会2位などの結果を残していた彼が、中学入学後はまったく試合に勝てなくなったのだ。「人生でたった一度だけ柔道を嫌いになりかけました」。肉体が変化する成長過程のスランプだったのかもしれない。しかし彼はあきらめなかった。「ひたすら練習でした。自分の技術を磨けば次は勝てる。そう信じて練習に打ち込みましたね」。見事スランプを脱した彼は勝利を重ね続けた。結果は自信を生み、自信は次の試合への原動力となった。こうして少年は怪物へと進化を遂げたのだ。

 そんな彼は今、自身の欠点を素直に見つめている。「スタミナやパワーといった基礎体力が足りないと感じています。高校の時は決められた技も、大学生を相手にするとパワーで押し切られて決めきれない。練習あるのみです」。柔和な笑顔の裏に感じられたのは“結果はすべて自分次第”という決意。まだまだ自分は成長できると信じているからこそ、決して練習からも逃げない。目標は3年後の東京五輪。そこで怪物の可能性は最大限に広がることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

※この記事は2017年9月28日発行号のものです。

特別号 Iida Kentaro

飯田 健太郎さん(体育学部武道学科1年)

 

1998年5月生まれ。神奈川県出身。国士舘高校卒業。趣味は友人と外出して遊ぶこと。実はマンガが大好きで、週刊少年マガジンで連載中の『ダイヤのA(エース)』を愛読しているとか。国士舘柔道の魅力は「先輩方が築き上げてきた伝統です」とのこと。周囲からは大きな期待を受けるも「プレッシャーはまったく感じてない」と断言するほどのマイペース。シンプルファッションを心掛けるオシャレな一面も。

 怪物――。もともとは正体のわからない超常的な存在を指す言葉だが、スポーツ界では天才的な一流選手を表す意味でよく用いられている。甲子園で江川卓や松坂大輔などがそう呼ばれていたように、若くして才能を発揮する選手を指すことが多い。

 そして今、マスコミから新たな「怪物」として注目される選手が国士舘大学にいる。それが柔道部に所属する飯田健太郎選手だ。「マスコミでは怪物とか化け物とか呼ばれてますけど、自分としてはちょっと盛られてるかなって感じてます(笑)」。少し照れくさそうに微笑んだ飯田選手は、弱冠19歳の新1年生。中学時代に全国大会で頭角を現し、国士舘高校時代にはインターハイ個人戦100キロ級で優勝。団体戦の高校3冠にも貢献するなど、にわかに注目を浴びるようになった。今年2月のグランドスラム・パリ2017では100キロ級で優勝。見事な快進撃で世界にもその名を轟かせはじめている。そんな怪物の原点は小学生時代にあった。

 「6歳から柔道をやっていたんですが、小4からは野球にハマっていましたね。最後はピッチャーで4番を任されていましたから(笑)」。もともと運動能力に恵まれていたのだろう。そのまま野球を続けていれば、もしかしたら甲子園でも怪物と呼ばれていたかもしれない。しかし、ある敗戦がきっかけで彼の心は柔道へと傾いていく。

 「僕はその試合で3打席連続ホームランを打って、ピッチャーでは9回まで無失点に抑えていたんです。でも、最後の最後で味方のエラーが続いて負けてしまいました。それが本当に悔しくて。どうせ負けるなら、すべて自分で責任を負いたい。誰かのせいにはしたくないんです。だから、一対一で勝負する柔道のほうが自分には向いていると思いました」。

結果に対する責任はすべて自分にある。

柔道部「怪物が語った強さの原点

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