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国士舘大学在籍のちょっとスゴイ人にクローズアップ!その活躍と内に秘める素顔を紹介する人気連載をWEBで公開!

 

水元桃子
VOL.29 Mizumoto Momoko

水元 桃子さん(政経学部2年)

 

1994年生まれ。私立国士舘高等学校出身。株式会社テンカラット所属のモデルとして、ファッション誌やカタログ広告などで活躍中。「もともとこの世界に入ったのは女優になりたかったから」という水元さん。いつかは、誰もが認めてくれる女優になれるよう、日々の努力は怠らない。モデル事務所に所属しながらも本人はいたって自然体。大学生活は勉学とバイトと仕事の3本柱だ。ちなみに、来年の成人式では「好みがまったく一緒!」という母のおさがりの振袖を着るらしい。

 小学生の頃はまるでファッションに興味がなかった水元さん。当時はひたすらバレエの世界に憧れていたが、今はモデルとして活躍している。小学生まではせいぜい近所の公園だった行動範囲が、中学に入って東京にまで足を伸ばすようになった矢先、街頭でスカウトをされたのがきっかけだった。「ファッションはもちろん雑誌にもまったく興味がなかった。でも、こういう仕事もあるんだぁ、と知って興味を持ちました」。その時は断ったが、1年の熟考の後、自分から志願して現在の事務所の門を叩いた。時に思いがけない方向に転がっていくから、人生は面白い。

 子どもの頃から、父も母も厳しかった。特に母親が厳しく、門限は友達よりも早かった。クラシックバレエやピアノのレッスンが週に5〜6回もあったが、習い事のある日は真っ直ぐ家に帰るように言いつけられていた。「バレエもピアノも自分からやりたいと言って習いはじめたんですよ。自分からやりたいと言い出したことをいい加減にやることが、母は許せなかったんです」。

みずから望んで進んだ道を

いい加減な気持ちで歩いてはダメ!!

体の芯までしみついた母の厳しい教え――。

 門限を1分でも遅れると外に立たされた。それも5分や10分のことではない。「辺りが真っ暗になって父が帰宅すると、ホッとしました。必ず仲裁役になってくれるんです」。外に立たされている間にも、マンションの同じフロアの住人からあいさつされれば、あいさつを返さねばならない。周囲の視線を意識すれば泣いてばかりもいられなかった。隣には、いつでも受け入れてくれる祖母が住んでいた。その気になれば立たされている間に祖母の家に遊びに行ってしまってもよかったが、彼女はそれを良しとせず、ずっと立ち続けたという。

 いまどき珍しい昭和的しつけと、それを逃げることなく真っ向から受け止めてきた彼女。いまは学業のかたわら、事務所でのレッスンと3つのアルバイトに明け暮れる毎日。このほか、オーディションを受け合格すればモデルの仕事もする。学校が休みになれば週6日のバイト漬けだ。少しは遊びたいだろうと思うのだが、本人は「実はもう一つバイトを増やそうと思ってるんです。忙しい方が毎日が充実してるんですよ」。と、どこ吹く風。しかも、どれ一つとして手抜きをしない。理由は簡単。厳しかった母の教え――「自分がやりたいと思ったことは中途半端にしない」。がしみついているのだ。彼女が見すえる夢は、そんな充実した毎日の積み重ねで拓かれていくのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

※この記事は2013年6月27日発行号のものです。

水元桃子

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